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記帳代行を税理士に依頼するメリットを解説
会計記帳は経理以外の業務に追われることも多く、専門知識がないと作業が難しく感じられます。
本記事では記帳代行について、税理士に依頼するメリットと併せて解説します。
記帳代行とは?
記帳代行とは、会社の代わりに帳簿の作成などを行うサービスのことを指します。
具体的には、会計ソフトへの入力作業が考えられます。
現在、会社の85パーセントが会計ソフトで記帳を行っているため、紙ベースでの記帳よりも作業はかなり簡略化されたといえます。
とはいえ、簡略化されたからといって経理の知識がなければ行うことができません。
そのため、比較的規模が小さい会社で経理担当がいなかったり、忙しかったりなどという場合に記帳代行はとても便利です。
なお記帳代行は、主に税理士、公認会計士の他、行政書士や代行会社があります。
税理士に記帳代行を依頼するメリットとは?
記帳代行を税理士に依頼するメリットは記帳だけではなく経理の代行が可能な点です。
記帳代行の会社は多数あります。
とはいえ、税理士資格などがない場合の記帳代行の業務は基本的に会計ソフトへの入力のみとなります。
一方税理士に記帳代行を頼んだ場合、領収書や帳簿書類の作成はもちろんのこと、給与計算や経費精算などさまざまなことが行えます。
また、税理士は税務代行を行えるため、税金に関する書類などを作成することができます。
特に決算申告に関連する税金に関する書類に誤りがあると、税務調査に入られたり、過少申告などを指摘され追徴金を支払わなければならなくなるリスクがあります。
この点、税理士に経理業務を任せれば、これらのリスクを最小限に抑えることができます。
なお、税理士に記帳代行を依頼する場合、多くのケースで顧問契約とセットとなります。
記帳代行を依頼することによって、会社のお金の動きが把握できるので、経営について相談をした場合、状況把握に時間を大きな時間をかけることなく、適切なアドバイスを受けられることも、大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
今回は記帳代行について税理士に依頼するメリットを紹介していきました。
経理業務は会社が事業を行ううえで必要不可欠な業務です。
また、帳簿類は決算時に非常に重要な書類であるとともに、誤りがあると正常に経営の分析ができなかったり、税務申告を行うときに誤りがあったりというトラブルになってしまう可能性があります。
税理士に依頼した場合、記帳代行や経理業務をはじめトータル的にサポートを行えるのでお困りの方は相談してみてください。